「書く力」で子供を伸ばす (3)「作文レシピ」のススメ


関西学院初等部教諭 森川正樹





楽しく書かせることで引き出される子供の力

誰かにやらされているときと自ら楽しく取り組んでいるときでは、結果、経過、成果物に大きな違いが出る。「書くこと指導」も、子供たちが楽しんで取り組んでいるかが重要になる。「楽しく書く身体」を手に入れるために、教室内が「楽しく書いている状態」になるように心掛けよう。
書き慣れるための「作文レシピ」

森川学級ではさまざまな作文を書かせるが、それらの活動を「作文レシピ」と呼び、個々の活動も子供たちが興味を持つようなネーミングにして紹介している。たかだか呼び名だとばかにしてはいけない。メンタルが大きく影響する書くこと指導においては、ネーミングの段階から工夫を凝らし、子供たちが少しでも前のめりになるよう仕組まなければならない。「本質から外れる」と無視するのではなく、「できることは全て行う」。この気概が大切だ。
実際の指導 ~レシピメニュー~

(1)『わが子をよろしく!』

作文指導導入期にお勧めしたいのが、『わが子をよろしく!』というもの。1年生ではまだ難しいが、中学年以上に向いている指導である。……

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