学級問題を解決する エンカレッジシート(10)生徒の自ら考える力を信頼


北海道公立学校スクールカウンセラー 青沼 眞弓



エンカレッジシートは大変シンプルだが、淡々と進める必要がある。実施に際して、教師が学級の問題に対する思いや解決への期待を述べると、生徒の記述に影響するからだ。

例えば、生徒の「なぜ、今これをするのか?」「これをやって何か変わるのか?」「この問い③はどのように書けばいいか?」などの質問・疑問に、教える立場にある教師は答えたくなるが、個別の質問に答えてはいけない。「学級に起きていることを考えてほしいと思います」「『テーマ』や『例えば……』を考えながら記入してください」を繰り返し教示する。

今後もエンカレッジシートの開発・実践は、これから活用しようと考える教師、既に実践してきた教師と共に進めていきたい。……

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