「書く力」で子供を伸ばす(9)「振り返り」を書かせる


関西学院初等部教諭 森川正樹



主体的・対話的な授業実現の要

「振り返り」とは授業後に書かせる感想を指す。振り返りを書くという状況は、「きちんと参加していなければ書けない」状況を生む。さらに、友達の名前を入れながら書かせるため、授業中はおのずと友達の発言に意識が向き、発言者のメモを取るようになる。かくして学びは「主体的で対話的」なものとなる。
実際の「振り返り」(1年生3学期)

実際の振り返りを見てみよう。次の作品は、1年生の3学期(3月)に書いた国語の振り返りの一部である。授業は「1Aものがたり文ランキング」といって、これまで学習してきた『おおきなかぶ』『くじらぐも』『ずうっと、ずっと、大すきだよ』『たぬきの糸車』の4教材の中から自分なりのランキングを決める、という内容。その話し合いの授業を受けて書いた振り返りである。

―分かったことは、じゅんいがぜんぶ一いだということです。……

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