小学校から高校までを1冊に「キャリア・パスポート」が描く軌跡(8)国内の先進事例―世田谷区立尾山台小の実践


筑波大学教授 藤田 晃之


文科省が3月に出した事務連絡「『キャリア・パスポート』例示資料等について」は、2020年4月から「キャリア・パスポート」を全国的に導入するよう求めている。

だが、同時に「準備が整っていたり、既存の取組で代替できたりする場合」は、各学校の判断で19年4月から先行実施できると明示している点を見落とすべきではない。教育委員会の方針やモデルの作成を待たずとも、学校ごとの創意工夫でキャリア・パスポートの取り組みを始めるのは十分可能である。

今回は、独自のポートフォリオ型教材を開発し、活用3年目に入った東京都世田谷区立尾山台小学校の事例を紹介する。……

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