小学校から高校までを1冊に「キャリア・パスポート」が描く軌跡(10)高校卒業後を見据えた活用


筑波大学教授 藤田 晃之


文科省は2016年度から開始した「大学入学者選抜改革推進委託事業」で、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価するためのシステム構築の部門を設けている。

その部門を担当した関西大学を中心とするグループは「学びの成果やプロセスをeポートフォリオに蓄積し、これを各大学が入学者選抜で評価することが考えられる」との着想の下、「高校段階でのeポートフォリオとインターネットによる出願のシステムの構築」を進めてきた。その成果を基盤に「JAPAN e-Portfolio」が運営されている。

このような動向から「キャリア・パスポート」が電子化され、この「eポートフォリオ」に統合されるとの臆測も一部にあるようだ。……

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