通常学級における教育のユニバーサルデザイン(6)授業における「焦点化」


星槎大学大学院教授 阿部 利彦



前回述べた「視覚化」は、授業のユニバーサルデザイン化において大変ポピュラーですが、もう一つ重要な言葉があります。それが「焦点化」です。焦点化とは、授業の狙いを絞り、ポイントを明確にすることです。

視覚化は、焦点化のための手だての一つと考えることもできます。そして焦点化はすなわち、授業の山場とも言えるでしょう。授業の山場、ポイントに向かっていくそのときに、置いていかれる子どもを減らす工夫が必要になります。

授業の焦点化に関連して、今日の授業の「めあて」を冒頭に提示する、というパターンが浸透しつつあります。……

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