『自律型学習者』を育てる学校改革(10) 未来に向けて動き出した学校


新渡戸文化小中高校教諭 山本 崇雄


 4月から新渡戸文化学園で取り組んでいる「自律型学習者」を育てる学校改革について、10回にわたって紹介してきました。前半は新渡戸文化学園の教育の軸である3つのC-Core Learning(教科の基礎となる学習)、Cross-Curriculum(教科の枠を超えた学び)、Challenge Based Learning(社会課題の解決に向けて行動する学び)―を、後半は生徒の自律を促しながら、生徒が関わる人々との関係性(リレーションシップ)を向上させるスキルであるパブリック・リレーションズについて、3つのキーワード「倫理観」「双方向コミュニケーション」「自己修正」をどう学校に落とし込んでいくか、具体的に説明しました。最終回は、改革の進捗状況をお話しします。

 学校改革を進めるに当たり、大切にしたかったのは、新渡戸文化学園の初代校長である新渡戸稲造先生の理念です。

  「この世に生まれた大きな目的は、人のために尽くすことにある。……

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