【校長発のPTA改革】多忙化とPTA改革

神戸市立桃山台中学校校長 福本 靖


近年、教員の労働実態について、マスコミなどで盛んにその悲惨な現状が紹介されるようになりました。働き方改革が求められる社会にあって、もはや学校の過酷さはブラック企業並み、もしくはそれ以上と位置付けられています。学生にとって空前の売り手市場が続く中、教員を志望する学生も減少し、将来の学校教育がどうなるのか、大変危惧されるところです。

2019年1月、中教審が「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について」と題した答申をまとめました。本来であれば家庭や地域でなすべきことが学校に委ねられ、学校および教師が担うべき業務の範囲が拡大されてきたと、ずばり指摘しています。

答申の表題を裏返すと、このままでは、学校は正常に運営できなくなるという危機感が読み取れます。……

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