【IN-Child(10)】多動性・衝動性はうまく生かせる

琉球大学教育学部教授 韓 昌完

IN-Childに関する問い合わせには、学校生活の中で不注意や多動性・衝動性のある子どもたちに関する相談がとても多い。

 現在の学校システムは、着席して人の話を聞くことが基本となっているため、子どもたちの不注意や多動性・衝動性は目に付きやすい。その結果、子どもたちは家でも学校でも叱られる場面が多くなり、その経験が積み重なって自己肯定感の低下や、衝動性の強化につながるケースもみられる。

 しかしながら私は、この多動性や衝動性は、人類発展の一端を担ってきたのではないだろうかと考えている。……

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