【新たな英語学習のアプローチ(10)】授業における学習評価

上智大学言語教育研究センター非常勤講師 山ノ内 麻美
授業にCLILを取り入れても、評価は定期テストのみで、出題も教科書ベースの語彙(ごい)問題や長文読解、文法演習だけでは問題がある。

まず学習者である生徒は、CLILのグループワークにおける課題解決のタスクを、何をどのようにして改善すべきか分からない。授業中に教師から与えられる奨励や課題点の指摘も、学習者にとっては貴重な評価だ。フィードバックを積み重ねていくことで、学習者はどのような力が求められているかを把握し、最終目標に向けて計画的に学習できる。

もうひとつ問題なのは、定期テストで評価できるのが言語知識(Communication)のみという点だ。……

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