【「ギフテッド」の子供たち(2)】「ギフテッド」とは

どんぐり発達クリニック、ギフテッド研究所理事長 宮尾 益知
この連載の一覧
・「ギフテッド」の子供たち―天才が過ごせる環境づくり―


ギフテッド(Gifted)とは、先天的に平均よりも顕著に高い能力(IQ=知能指数130以上)を持っている人、またはその能力を指す。発達障害と異なり、医学的な診断名ではない。

ギフテッドを判定する知能検査は、主に物事の理解、知識、課題を解決する力といった、認知能力を測定する心理検査の一つである。検査結果から認知発達の水準を評価し、その人の得意分野、不得意分野を分析して、発達支援や学習指導の方針を検討するためなどに用いられる。IQの値を指標とし、これに精神年齢や知能偏差値などを加味して測定する。一般的にはIQ70未満の場合支援が必要だと考えられており、医学的に知的障害と診断される。

しかし、同じ外れ値であるIQ130以上の子供は、医学的な支援が必要と考えられておらず診断名が付かない。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。