【「ギフテッド」の子供たち(3)】ギフテッドと2E

どんぐり発達クリニック、ギフテッド研究所理事長 宮尾 益知
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「ギフテッド」の子供たち―天才が過ごせる環境づくり―
ギフテッドは、具体的にどのような子供なのだろうか。実際にクリニックに来ている、ある小学生のギフテッドを例に挙げよう。

学校では「勝ち負けのこだわりが強く、短距離走で負けると怒って大声で叫ぶ」「声の大きさを制御するのが困難で、いつも大声で話しがち」「我慢することが苦手で、授業中に挙手して教師に当てられないと泣いてしまう」といった様子がみられる。授業中は別のことで気が散っているのか、聞いているのかいないのか分からなくなることもままあるという。

家庭では「手先が不器用で食事や着替えに時間がかかる」「興味のあるなしにかかわらず、想像力を膨らませて延々と話す」「長い話やあらゆるジャンルの本を集中して読める一方、書くことは不得意。……

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