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・統計教育で身につける 探究的な問題解決能力体育では、体育と保健について学習します。体育では運動やスポーツの記録に関する統計教育を、保健では病気の予防や健康な生活についての統計教育を実践できます。
以下、統計的な探究プロセス(とらえる―あつめる―まとめる―よみとる―いかす)の流れに沿って、(1)神戸市立霞ケ丘小学校の神原綾太教諭の「走り高跳び」の授業と(2)大阪市立北田辺小学校の松本茂教諭の「ハードル走」の授業(※)を紹介します。
(1)走り高跳び
走り高跳びは、短い助走で高く跳ぶことができるかできないか、結果がはっきりしているため、対象の小学校4年生にとっては自分の記録から適した助走歩数を見つけやすい運動です。……この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。