【「ギフテッド」の子供たち(4)】2Eの子供たちの実態

どんぐり発達クリニック、ギフテッド研究所理事長 宮尾 益知
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「ギフテッド」の子供たち―天才が過ごせる環境づくり―
私たちのクリニックでは、多くのギフテッドや2Eの子供たちを診察し、彼らが過ごしやすい環境づくりや社会性を身に付けるための方策を考えている。今回は、彼らが学校教育の中でどのような困難やニーズを持っているのか、調査結果を基に示したい。

5歳から15歳までの2E(IQ130以上で発達障害のある人)の子供23人(男子14人、女子9人)に対し、学校での不適応の実態について調査した。併存診断は、ASD(自閉スペクトラム症)10人、ADHD(注意欠如・多動症)5人、併存型4人、疑いあるいは未診断が5人である。

『ASIST学校適応スキルプロフィール』(福村出版、2014)を用いた適応スキルの状況は▽生活習慣 8人▽手先の器用さ 10人▽言語表現 7人▽社会性 9人▽行動コントロール 5人――が学年のレベルに満たず、総合レベルでも5人が学年未満だった。……

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