【学習科学と先端技術の可能性(6)】「出題者が望む力」を発揮しているのか

聖心女子大学教授 益川 弘如
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学習科学と先端技術の可能性
評価は「認知」「観察」「解釈」の3つを頂点とする三角形で成り立っていると、米国の学習科学者ペレグリーノは述べている。

学習者の学習成果や資質・能力(認知)を知りたくても、直接頭の中をのぞくことはできない。そのため、評価者は測定したい「認知」を決め、それを「観察」する手段を決めて観察し、結果を「解釈」する必要がある。例えば、テストは「認知」を「観察」する方法の一つである。

小中高大と一貫して資質・能力を育む目的で高大接続改革が進められ、2020年度からは大学入試センター試験に代わり大学入学共通テストが始まる。……

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