【「ギフテッド」の子供たち(8)】子供の「苦手」をどう支えるか

どんぐり発達クリニック、ギフテッド研究所理事長 宮尾 益知
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「ギフテッド」の子供たち―天才が過ごせる環境づくり―
2Eの子供への教育は、個人の障害と才能の特性に応じて学習内容や方法を個別化・個性化することで成り立つ。通級指導教室などでの個別指導、通常学級で展開されるユニバーサルデザインに基づく授業など、日本の特別支援教育で行われている実践のいくつかは、2Eへの教育方法と重なる部分も多い。

2013年に成立した「障害者差別解消法」は、国連の「障害者の権利に関する条約」への批准に向けた国内法整備の一環として制定された。全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することがその目的である。

では、2Eの子供たちにとっての「障害」とは何だろうか。……

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