【こども哲学(3)】高校で行うための工夫

NPO法人こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ
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日常の疑問を問い、考える こども哲学
前回、私の勤務校である高等専門学校(高専)で取り組んでいる哲学対話について紹介した。読者の中には「40人規模のクラスで円になっての哲学対話ができるなんて本当だろうか」「高専という特殊な環境でのみ通用するのでは」と思われた方もいるかもしれない。そこで今回は、授業に哲学対話を取り入れる上での私の工夫を紹介したい。

実は、対話は40人全員で円になるのではなく、金魚鉢対話(フィッシュボウル)と呼ばれる方法を取り入れている。

まずクラスを2つのグループに分け、二重の円になるように座る。……

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