【主体的に考え、行動する生徒を育む(2)】「ヒドゥン・カリキュラム」の影響力

学校法人自由の森学園理事長 鬼沢 真之
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主体的に考え、行動する生徒を育む
学校の中で、生徒に主体性は必要ないと考えている教師はほとんどいないでしょう。子どもたちがこれから、自分の人生を自分らしく選択して生きていくために、私たちは日々授業をし、行事や部活動を援助しています。少なくとも戦後教育においては、一貫してこの理念を大切にしてきました。

昨今、アクティブ・ラーニングの必要性が叫ばれているのは、その理念が結実するどころか、社会の要請に追いつかない状況が生まれているからでしょう。求められた仕事を早く丁寧にこなす能力は、おそらく日本の子どもたちや若者は世界トップクラスです。

しかし21世紀に入って情報化社会となり、産業界が求める能力は急速に変化しています。……

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