【働き方改革のキーパーソン(3)】中教審で事務職員はどう語られてきたか

埼玉県川口市立小谷場中学校事務主査 栁澤 靖明
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働き方改革のキーパーソン 学校事務職員

 中教審の議論に事務職員が登場する歴史は、実はそれほど古くない。初めてクローズアップされたのが1998年の答申「今後の地方教育行政の在り方について」で、前回紹介した「共同学校事務室」の前身とも言える「学校事務・業務の共同実施」が提言されたのである。これは、学校事務を効率的に執行するため、複数校を兼務させるなどして、学校事務やその業務を共同で行う施策だ。

 その後、答申や作業部会において事務職員にもスポットライトが当たるようになってきた。例えば「渉外などにおいて学校経営の専門スタッフとして中心的な役割を担うこと」が期待されたり、「共同実施組織に事務長」を置くことが検討されたりした。

 また「教員の負担を軽減するために事務職員を活用」なんていう提言も出てきた。……

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