【主体的に考え、行動する生徒を育む(4)】不安を抱える子どもたち

学校法人自由の森学園理事長 鬼沢 真之
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主体的に考え、行動する生徒を育む
今回は、子どもたちに「主体性」を育む上での困難性について考えてみます。

学校や教師たちは子どもたちに自主性を求めるけれど、それは引かれたレール上の自主性なのではないか、という疑問を連載第2回で述べました。ここで言う自主性とは、自ら進んで学習するといった類いのものです。それでは、子どもたちが自らの在り方を主体的に自己決定したとは言い難いのです。学校空間ではこの「自主性」圧力が強く、逆に子どもたちが背を向ける結果になってはいまいかと危惧します。

以前、自由の森学園が開催した講演会で次のような話を聞き、びっくりしたことがありました。……

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