【主体的に考え、行動する生徒を育む(8)】本質的な「評価」の役割

学校法人自由の森学園理事長 鬼沢 真之
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主体的に考え、行動する生徒を育む
 学年末、当学園は学習発表会を開催します。1年間の学びを経たレポートや作品の数々を学校中に展示し、音楽や体育のステージ発表もあります。定期試験で学習の到達度を確認するのではなく、学んだことを互いに伝え合い、共有することが重要との考えに基づいています。

 昨年、高3の生徒個人による異色の展示がありました。廊下に出された机に、「学習の記録」というファイルが6冊並べてあります。「学習の記録」は学園における「通知表」です。

 学習発表会の内容は各校さまざまでしょうが、通知表を公開する生徒はあまりいないでしょう。……

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