【日米の学校(3)】「お前、本当は忍者なんだろう?」

東京学芸大学附属国際中等教育学校副校長 雨宮 真一
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グローバル教師が見た日米の学校
補習授業校の教頭は忙しい。平日は文書作成や電話対応に追われ、未読のメールはたまる一方だ。土曜日は1日中、全ての教室を回って教師に授業のコメントをする。学校が終わると荷物を何箱も事務局に運び込み、校長と1日を振り返る。ここで座ってはいけない。二度と立てなくなるからだ。

しかし、派遣教員がいくら大変だといっても、子供たちの頑張りには到底かなわない。現地校の友達は、週末には家族と過ごしたり、招待された誕生日会に参加したり、スポーツの試合に出たりする。

一方、ワシントン日本語学校の子供たちは土曜日も午前9時から午後4時ごろまで、国語と算数・数学を主に、社会や理科も勉強する。……

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