【主体的に考え、行動する生徒を育む(9)】教師が負う「責任」とは

学校法人自由の森学園理事長 鬼沢 真之
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主体的に考え、行動する生徒を育む
前回まで、自由の森学園の理念と教育を元に、子どもの主体性を育てるヒントについて述べてきました。今回は視点を変えて、教師の在り方に関して考えを述べます。学校の文化を形成する教師の主体性の度合いが、子どもたちに深く影響すると考えているからです。

教師を目指す若者たちは、どういう場面で主体性を培っているのでしょうか。私の若い頃と比べ、教員免許取得に必要な単位数が引き上げられ、学生は講義にくぎ付けになっているようです。めでたく現場に出ても、業務に追われ長時間労働が当たり前になっていると聞きます。

そう考えると、教師が自身の人生について試行錯誤する時間的な余裕はあまり与えられていないのでは、と危惧します。……

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