【日米の学校(12)】教師はもう孤独ではない

東京学芸大学附属国際中等教育学校副校長 雨宮 真一
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グローバル教師が見た日米の学校
まだ空も薄暗い朝早く、現地校の借用校舎の鍵を持って静まり返った廊下を歩く。荷物を全て運び、職員朝会の資料を並べ、各教室を確認し終える頃、現地採用の教師が次々と到着する。補習授業校の授業がある土曜日の光景だ。

教師は皆、大きなキャリーケースを携えている。その中には、1日分の教材と目を通してきた子供たちの課題などがぎっしり詰まっている。足早に各教室へ向かい、授業準備を始める。やがて子供たちが登校して授業が始まると、1日はジェットコースターのように過ぎてしまう。

子供が下校すると、教科間、学年担任同士の振り返りや打ち合わせもそこそこに、教室を手早く原状復帰する。……

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