【寛容な教室のつくり方(9)】「あなたと私」という土俵の上で話す

弁護士・特定非営利活動法人ストップいじめ!ナビ理事 真下 麻里子
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寛容な教室のつくり方~弁護士からの提案~


前回、私は「相手を説得するためには、先に自分の内心を吐露することも大切であり、それが結果として相互理解を生む」と述べました。その上で、持ちたい視点は「あなたと私の『したい』の調整」であると述べました。

第3回で「合唱コンクールの朝練に毎回遅刻してくる子がいじめられてしまう事例」を紹介しました。また、この事例に対し、「みんなで『朝練をする』と決めた以上、それに従うべきだ」という意見がよく出てくることにも触れました。

その際、私が子どもたちに伝えているのは「法や規則は、互いの権利の調整のためにある」という原則です。……

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