【子どもアドボカシー(4)】子どもの意見表明権とは

熊本学園大学教授 堀 正嗣
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子どもアドボカシーのよりどころは、「子どもの権利条約」第12条の意見表明権である。それは次のようなものである。
「1. 締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保する。この場合において、児童の意見は、その児童の年齢及び成熟度に従って相応に考慮されるものとする。
2. このため、児童は、特に、自己に影響を及ぼすあらゆる司法上及び行政上の手続において、国内法の手続規則に合致する方法により直接に又は代理人若しくは適当な団体を通じて聴取される機会を与えられる。」
第1項は「意見を表明する権利」を規定している。……

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