【新時代のリスクマネジメント(5)】危機管理マニュアルの見直し

常葉大学教授 木宮 敬信
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新時代のリスクマネジメント―不測の事態にどう備えるか―


今回は、学校危機管理マニュアルの見直しをテーマに考えてみたいと思います。

危機管理マニュアルは、学校管理下で事故などが発生した際に、教職員が的確に判断・対応できるよう役割などを明確にし、児童生徒らの安全を確保する体制を確立するために必要な事項を全教職員が共通に理解する目的で作成するものとされています。そして、危機管理の3段階ごとに、必要な事項を具体的にまとめることとなっています。

「危機管理の3段階」とは、事故などの発生を予防するための「事前の危機管理」、事故などが発生した際に被害を最小限に抑えるための「個別の危機管理」、そして緊急的な対応が終わり、再発防止や心のケアなどのための「事後の危機管理」です。……

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