【子どもアドボカシー(9)】障害児のアドボカシー

熊本学園大学教授 堀 正嗣
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子どものSOSを見逃さない 子どもアドボカシー


国連・子どもの権利委員会は、「障害児が虐待の被害者となる確率は、障害のない子どもの5倍である」と指摘している。いじめに関する統計はないが、障害児が被害者になる確率は5倍よりもはるかに多いという実感がある。

障害児は権利侵害を受けやすく、声を上げることが困難であるため、最もアドボカシーが必要な子どもたちである。教職員やアドボケイトは、身体障害の子どもたちだけでなく、目に見えない知的障害、発達障害などがある子どもたちにも注意を向け、SOSを見逃さないようにする必要がある。

「子どもアドボカシーセンターOSAKA」では、2017年度から障害児施設で訪問アドボカシーを行っている。……

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