【スクールソーシャルワーク(2)】なぜこんなことに? 教職課程カリキュラムの再考

大阪府立大学教授 山野 則子
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子どものSOSを見逃さない スクールソーシャルワーク


新型コロナウイルスによる休校が長く続き、学校を再開したばかりで、子どもたちの状況が分からない。教師の目線は、第一目的からもちろん、遅れた学業面に行く。しかし、家庭にどっぷりいた子どもたちとの見えないギャップは、さまざまな面で生じやすい。

つまり、今回のコロナ休校は、家庭状況の大変さだけではなく、教師と家庭のギャップが高まり、かなりのリスクを含んだ状況であると警鐘を鳴らしたい。教師と家庭のずれは、リスクを倍増する。

連載の第1回で述べてきたように、今回のコロナ休校はコロナ休校、児童虐待は児童虐待と、捉えていないだろうか。……

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