【新時代のリスクマネジメント(9)】登下校の安全を考える

常葉大学教授 木宮 敬信
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新時代のリスクマネジメント―不測の事態にどう備えるか―


新型コロナウイルスの感染対策として、学校再開後は分散登校や公民館などの学外施設の利用の検討が求められています。これらを実施する場合は登下校の在り方が大きく変わることとなるため、安全管理を見直す必要があります。

学校保健安全法第27条(学校安全計画の策定)において、学校は「児童生徒等に対する通学を含めた学校生活その他の日常生活における安全に関する指導」について計画を策定し、実施することとしています。つまり、登下校に関しては学校外であるものの、学校管理下としての安全管理や安全教育が求められるのです。

これまで、特に小学校では通学路の安全点検に加えて集団登校の実施、教職員による登下校指導など、交通事故や犯罪被害の防止を目的にさまざまな取り組みが行われてきました。……

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