【プログラミング教育の勘所(7)】「STEAM教育」とプログラミング

NPO法人CANVAS理事長/一般社団法人超教育協会理事長/慶應義塾大学教授 石戸 奈々子
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プログラミング教育の勘所


「STEAM(STEM)教育」という言葉を目にする機会が増えました。文部科学省も「Society5.0に向けた人材育成」としてSTEAM教育の重要性を指摘しています。STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(アート)、Mathematics(数学)の頭文字をとった広い概念の言葉です。

STEAM教育を理数系教育と捉えるならば、産業革命以降、労働人材確保と全ての国民の基礎リテラシーとして重視されていた教育であり、今に始まったことではありません。では、なぜ今改めてSTEAM教育に大きな注目が集まっているのでしょうか。

理由は情報化社会を生き抜く21世紀型スキルが強く求められることに加え、身の回り全てがAIやIoTで運用・制御される世の中になってきたことで、人々が基礎教養としてSTEAMリテラシーを備えるべき必要性が格段に高まったからでしょう。……

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