【ポストコロナと教育格差(6)】「出口」の格差

広島経済大学准教授 前馬 優策
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ポストコロナと教育格差

小学校入学を教育システムの入口とするなら、出口は最終学歴と位置付けることができる。今回は、その「出口」の格差について述べてみたい。

教育を受けた後の進路の多様性を「格差」と呼ぶのは、適切ではない場合もある。しかし、高賃金や高い社会的地位を得やすい「大卒」資格獲得の可能性が、子供たちの社会経済的背景によって異なる実態があるという視点で見ると、それは教育格差の問題として捉え得る。

インターネットで「コロナ 差をつけるチャンス」と検索してみると、実に多くの予備校や塾のブログがヒットする。……

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