【コロナ時代の若手教師自己研鑽術(9)】SNSを通じた自己研鑽術

川崎市公立小学校教諭 土居 正博
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今はSNS全盛の時代です。Facebook、Twitter、Instagramなど、さまざまなSNSが人々の生活の一部として根付いています。教員の世界にもSNSが少しずつ進出してきています。

SNSの利用には気を付けるべきことも多くありますが、その半面、うまく使えばメリットもたくさんあります。そこで今回は、私たちの生活に身近なものとなったSNSを活用して教師としての力量を高めることについて、考えていきたいと思います。

第一に、情報を得ることについてです。SNSで教員をフォローしていると、教育に関するさまざまな最新情報が入ってきます。例えばセミナーの情報や最新刊の情報、お薦めの本の情報などです。これらの情報をいち早く得られるのがSNSの強みです。特に多くの方が推薦している本などは、一読の価値があるものが数多くあります。

第二に、情報を発信することについてです。この連載でも述べてきたように、教師にとって自分の実践を振り返り、反省や考察を加えてまとめることは、力量を高めていく上でとても重要です。しかし、せっかくレポートにまとめるなどしても、それを検討するサークルや研究会が減ってきている状況があります。

そんな中、SNSではインターネットを通していつでも情報を発信することができます。ですから、「1日1投稿はする」などと決め、発信することを前提に実践をすれば、必ず意識的、計画的に実践するようになります。何も発信しない時と比べて、実践が高まることはほぼ確実です。

ただし、実践を発信する際は子供の個人情報は絶対にさらさないようにするなど、細心の注意を払いましょう。

第三に、人とつながることについてです。SNSを使えば全国の教師とつながり、情報交換をすることができます。インターネットのなかった時代の教師は郵便を使い、レポートを一通一通親交のある教師のもとへ送り、交流していたそうです。これに比べれば、今はどれだけ便利で楽に他の教師とつながれることでしょうか。多くの教師とつながり、自分の視野や実践の幅を広げていきましょう。

コロナ禍により、実際に人が集まるセミナーなどは開催中止が相次いでいます。今後インターネットで全国の教師と実践交流を図れるSNSの重要性は増していくと思います。

私自身、FacebookやTwitterを利用しており(どなたでも気軽にフォローください)、これを通じてさまざまな先生方とつながることができました。教師としての自覚を持ち、ルールをしっかり守ってSNSを有効活用していきたいものです。

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