【学校保健のミッション(5)】学校における学びの変化と課題

埼玉大学教育学部教授 戸部 秀之
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コロナ禍の子供に寄り添う 学校保健のミッション


新しい学習指導要領が、2020年度から小学校、21年度から中学校で全面実施となります。今年度から全面実施となった小学校だけでなく、すでに全国の中学校や高校でも新しい教育課程に向けた取り組みや準備が始まっています。その目玉の一つが、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの授業改善」です。

子供たちが生き生きと学習している「良い授業」の光景をイメージしてみましょう。「子供たちが元気に話し合う姿」「額を集めてグループワークや観察に取り組む姿」「教具を共有しながら実験や実習にのめり込む姿」などのほか、体育や音楽では「大きな声を出し、息を弾ませ、互いに触れ合いながら競い合い、認め合う姿」などが、活発な学びの姿として浮かびます。

「主体的・対話的で深い学び」を含め、子供が主体的に参加する「良い学び」にはこのような姿が重なります。……

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