【学校×スマホ(8)】ポイントは「自己指導能力」の育成

兵庫県立大学准教授、学校における携帯電話の取扱い等に関する有識者会議座長 竹内 和雄
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学校×スマホ 持ち込みルール改正をきっかけに
携帯電話の持ち込みを認める際の4条件のうち、最も重要なのは4つ目の「自律的なルールを生徒や保護者が主体的に考え、協力して作る機会設定」だと私は考えています。

一般企業の人と話すと「今の若者は、ただ『やりなさい』と指示をしても、前向きに取り組まない。仕事やルールの意味をきちんと理解・納得してから着手したいという姿勢が強いので、そういう方向で新任研修は動いている」などの声をよく聞きます。見方を変えれば、きちんと説明して理解・納得させることができれば、人一倍成果を残す可能性もあるのですから、社会として歓迎すべき方向です。「昭和」の「俺の背中を見て学べ」は通用しなくなっています。

学校における生徒指導も同様、厳しいルール・制限を設け、盲従させるような前時代的指導はもはや通用しない場合がほとんどです。……

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