【コロナの先の学習評価の行方(8)】そもそも情意領域の評価をどう考えるか

京都大学准教授 石井 英真
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 ・今「評価」を問う コロナの先の学習評価の行方
「関心・意欲・態度」の評価は、さまざまな問題を抱えてきました。それは多くの場合、挙手回数を数えたり、ノートや提出物を点検したりといった具合に、取り組みの積極性や努力度、授業態度を対象としており、主観的にならないようにと、教師は証拠集めに追われがちでした。

一方、テストの点数が良くても授業態度が悪いと良い成績をもらえないので、やる気をアピールし、器用に振る舞う子が得をするなど、評価が管理的な機能を果たしてきました。その結果、保護者が総合評定や内申点に不公平感を持つといった問題も生じているように思います。……

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