【写話から浮かび上がる子供(4)】郷土愛な子供たち

博報堂教育財団こども研究所
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 ・写話から浮かび上がる ありのままの子供
広島県江田島市の北部、江田島湾に面したところにある「第1術科学校」の写真を説明するA君は、どこか誇らしげだった。彼が「江田島のシンボル」と言う第1術科学校は、かつての海軍兵学校で、「ここに全国のトップの人が集まって来て」いて、「僕のひいおじいちゃんがここに入ったんです」と言う。彼の話を聞いていて、ふと「郷土愛」という言葉が浮かんだ。

どの調査地点でも、住んでる地域について問われると、「好き」と即答する子が多いのに驚いた。そして、子供たちの語りの中には、住んでいる地域に対する、慣れや親しみを超えた「愛着」や、時には「誇り」があった。

前橋市の子供たちの写真には、見頃を迎えた赤城山の紅葉がたくさん写っていた。……

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