4年半前の東日本大震災の教訓から、現在、全国の小学校で防災教育が進められている。さまざまな資料や映像をもとにして、教科の枠を超えた多様な実践が進められていることであろう。小千谷市は、11年前の平成16年10月23日にマグニチュード6・8、震度7の直下型巨大地震に見舞われた。「新潟県中越地震」である。しかし、今の小学生はほとんど何も知らない。

連載第1回でふれた私の元ゼミ生が1年で小学校を退職した理由は、「やんちゃな男の子の気持ちがつかめませんでした」というものでした。これは、言い換えれば「学級(の子どもたち)をうまくまとめられなかった」ということだろうと思います。

人は生まれながら、本能としていくつかの基本的欲求があります。本能ですから誰にでもあり、満たされないと満たそうとする行為をとるということです。

釣り、音楽、写真、旅と趣味を持つ人は多い。私の教師仲間にも蘭を愛し栽培する人、歩くのが好きで五街道全てを踏破した人、陶芸にはまって本格的な窯を設けた人など数多くいる。一方、「部活が忙しくてそれどころじゃない」という人もいる。もっとも部活が趣味といえばそうなのかもしれない。私も遺跡探訪が趣味といえば趣味だが、歴史をメシの種にしているので、どちらかといえば本業に近い。

教師が生徒の文字を添削指導するときは、生徒の上達を期待し、直すべき点ばかりをたくさん指摘しがちです。または、手書き文字には生徒自身の個性が宿るので、型にはめて直すのはよくない、との方針から、まったく添削をしない先生もいます。結論からいえば、どちらも良くありません。脳科学の視点から、文字の添削指導をどのようにしたら良いかを提案してみます。

さて今回は、学級問題への戦略をご紹介します。例えば「いじめ問題」です。前回(連載第3回参照)のケースとは全く逆で、全体指導では当人の心に響かないケースです。

子どもを褒めて伸ばすことができれば、それに越したことはありません。子どもは褒めまくればよいのだ、といった教育論も見られます。しかし、子どもは時に悪いこともします。ルールやマナーを守らないこともあります。自分勝手に行動することだってあるでしょう。 

一人ひとりの子どもの顔が違うように、子ども一人ひとりはその子なりの学びをしている。教室に35人の子どもがいれば学び方も35通りあるといってよい。一人ひとりの子どもの学びを保障するのは、個性を育む教育にとってとても大切なことである。しかし、それを実現するのは容易なことではない。

「教師の4ぢから」の1つ目を、私は「伝える力」と名付けました。いわゆる授業力のことと考えてください。前回紹介した「授業の4力」は、まさにこの「伝える力」の4つの側面といえるでしょう。この「授業の4力」を踏まえた上で、これからの教師に求められる「伝える力」は、次の2つではないかと考えています。

人は生まれながら、本能としていくつかの基本的欲求があります。本能ですから誰にでもあり、満たされないと満たそうとする行為をとるということです。

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