最後に、リベラルアーツ教育の効用について述べたい。リベラルアーツの卒業生の特徴は、「初めて」に挑戦し、成功したパイオニアが多いことである(注)。

相手に迷惑がかかっていないのなら、見守って気付かせることも大切です。自分で体験し、自分で気付いたことは忘れにくいものです。それに、自分で気付いて自分で望ましい行動を選択した場合、誰かに言われて嫌々行動するよりも、改善が早いものです。

病弱の特別支援教育について述べる。

問 中学校3年生の担任です。初めての進路指導でもあり、緊張もしますが、学年の先生方にも教えてもらいながらやっています。 クラスの生徒ですが、高校の入試に向けて、それぞれが志望校に受かるために頑張っているのですが、いまひとつ集中しきれていない様子です。 イライラしている生徒もあれば、不安を訴えてくる生徒もあり、夜遅くまでゲームやインターネットをだらだらやってしまうという、保護者からの相談もあります。最終調整の冬休みに入る前に、士気が上がるような取り組みが何かあるでしょうか?

「教師の4ぢから」の1つ目を、私は「伝える力」と名付けました。いわゆる授業力のことと考えてください。前回紹介した「授業の4力」は、まさにこの「伝える力」の4つの側面といえるでしょう。この「授業の4力」を踏まえた上で、これからの教師に求められる「伝える力」は、次の2つではないかと考えています。

子供たちに関わることについて、教職員・学校は無定量に業務を抱える。現状、授業や行事の準備、校務分掌、教職員間での打ち合わせなど、全てをこなすには、勤務時間外での労働が暗黙の前提となる。校長は超勤四項目のみ時間外勤務を命じられる。これ以外の命令はできない。「お願い」は可能だが、管理職から振替措置を講じる旨を教職員に提示する必要がある。しかし、こうした措置はほとんど取られていない。

昔から「家でできていないことは外でできるわけがない」と言われ、家庭での教育やしつけの大切さを私たち大人は共有してきました。とはいえ現在は、家庭と親だけでは処理できない、教えられない、対応できない事象がずいぶん増えています。例えば、いじめ、不登校、発達障害、スマホ・SNS、学力回復などの問題解決に向けた対処の仕方です。

次期学習指導要領の改訂に向けて、新しい教育の方向性が示されています。中でも資質・能力を育むための指導法の一つとして、「問題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び(アクティブ・ラーニング)」の意義なども提起されました。

私が運営している10代向け教育SNS「THINKERS」で、学び合いをテーマにした投稿があり、盛り上がりを見せている。生徒の側から自主的な学び合いを求めて活動を始めるそうだ。同じ思いを持つ生徒に参加を呼び掛けたいとのことで、現在その相談を受けている。

「発達の遅れ」がある子供の指導に当たり22年がたちます。「適切な『教育』で発達の遅れは大きく改善する」と考え、事例を積み重ねてきました。その中には、社会人になった卒業生も多くいます。もちろん、個人差はありますが、子供たちが変わり、大人の思い込みや諦めをはるかに超えて伸びていく事実を、目の当たりにしてきました。

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