文科省を中心としたICT施策の動向をはじめ、デジタル教科書などのコンテンツ、タブレットPC、電子黒板の活用、校務支援システムなどの学校業務支援、ICT環境整備、情報モラル、プログラミング教育など、教育の情報化に関するトレンドが紹介する。

新学習指導要領が3月に告示され、今後は「特別の教科 道徳」の教科化、小学校英語の教科化、小学校でのプログラミング教育必修化など、新たな動きが展開されていく。

小学校英語のデジタル教材や中学校数学・理科の指導者用デジタル教科書――。豊かな教育環境を実現するために必要な教材整備の参考になるよう、今、学校でそろえておきたい学習ツールを集めた。   【 文科省の最新動向 インタビュー 】   【 英 語 】 【 理 科 】 【 数 学 】 【 音楽・和楽器 】 【 武 道 】

学校図書館は「読書センター」「学習センター」「情報センター」として、子どもたちが調べたり知ったりする喜びを体験できる、たいへん重要な場所です。 現在、中央教育審議会において議論されている次期学習指導要領は、「①何ができるようになるか②何を学ぶか③どのように学ぶか」の3つをポイントにしてます。学校図書館には、さらに「自ら課題を発見し、主体的・協働的に探究活動を行い、成果などを表現し解決していく力」を育む役割が期待されています。 今回の「学校図書館特集」では――、 ◎国の図書整備計画を分かりやすく解説。 第4次学校図書館図書整備計画図書館標準の達成校増加 学校司書配置率も伸張 ◎学校図書館の役割・方向性を、様々な立場の人たちが熱く議論。 【座談会】みんなが使いたくなる図書館に part1|part2 ◎「2016年国際学校図書館協会(IASL)東京大会」(8月開催)について。 【インタビュー】日本文化を発信し 学校図書館に光を ◎新聞・学校図書館を活用した授業実践をレポート。 【実践レポート】新聞を活用した日本史授業 学校図書館で協議や探究活動 ◎魅力ある学校図書館にするためのヒントが満載の、多様な実践事例を紹介。 part1 ▽ 開放的なホール設計に 【北海道小樽高等支援学校】 ▽ 司書教諭・ボランティア・地域 3つの輪 【青森県十和田市立三本木小学校】 ▽ プレハブの館は「夢の国」【埼玉県川越市立南古谷小学校】 ▽ 授業で大いににぎわう 【中央大学附属中学校・高等学校】 part2 ▽ 「連絡ノート」で綿密に情報交換 【横浜市立本宿小学校】 ▽ 学習活動の中核担う場に 【山梨県甲府市立甲運小学校】 ▽ 調べまとめ発信する子に 【愛知県西尾市立津平小学校】 ▽ アクティブラーニングで活用 豊かな調べ学習の場に 【奈良教育大学附属中学校】 part3 ▽ 人とのふれあいを通して本へ 【高知県宿毛市立宿毛小学校】 ▽ 「生涯読書人」の育成をめざす...

本紙2014年6月30日号「学校給食特集」より、注目の食育実践ならびに食物アレルギー対応の取り組みをご紹介します。 食育 トピックス食育推進し生きる力を 埼玉県春日部市立内牧小学校 2014年6月30日号掲載  学校給食特集面から1.はじめに  本校では、「産直の里・内牧」という地域の特色を生かした食育への取り組みに力を入れている。  昨年度は、「食ではぐくもう豊かな心と体―「食」の大切さを学び、自ら健康づくりに励むうちまきっ子の育成」という研究主題のもと、埼玉県学校給食会委嘱の「生きる力をはぐくむ食に関する指導モデル校等支援事業」と、文部科学省委託の「栄養教諭を中核とした食育推進事業」を受け、埼玉県食育指導力向上授業研究会も実施した。  子どもたちが、豊かな人間性を育み、「生きる力」を身に付けるためには「食」が重要である。心身とも健康で安全な生活を主体的に実践していくためにも、食育の推進は不可欠であると考える。  そこで本校で実践している3つの内容について紹介する。 2.魅力ある学校給食について  「食に無関心な児童が多い」「給食の残食量が多い」などの課題を解決するためには、給食を楽しみにする児童を増やし、毎日食べる給食から、「食」に興味関心を持たせることが大切である。  そこで、学校給食を魅力あるものとし、食を楽しむことができるきっかけづくりにするため、献立の工夫に取り組んだ。  「内牧地区の地場産物を使った献立」や「教科指導との関連を持たせた献立」「お誕生日を祝う特別献立」「児童が考えた献立」の導入のほか、毎月19日を「食育の日の献立」として、旬の食材や家庭で食卓にのぼる機会の少ない食品を使った献立とするなど、テーマを決めて実施している。  また、学校のオリジナルパンとして考案した「内牧なしちゃパン」「内牧ツリーパン」は、児童はもちろん、地域・保護者の皆さんからも親しまれている。 3.多様な交流給食について  食事という解放された環境の中で、交流の幅を広げる体験をすることにより、豊かな人間関係を育成することをねらいとして、バリエーションに富んだ交流給食を実施している。  同じ誕生月の異学年と教職員が集まる交流給食としての「お誕生日給食~ハッピーランチ」や、縦割り異学年で食べる「なかよし交流給食」、学年を横断した「学年内交流給食」、そして通学班の異学年と手作りのお弁当を食べる「通学班お弁当給食」などである。  また、「お楽しみセレクト給食」や「テーブルマナー給食」、学校応援団を招いての「バイキング給食」など、給食形態を工夫することで、経験を通して食事のマナーや感謝の心を学ぶことができる食育も目指している。 4.食に関する指導の充実について  本校では、食に関する年間計画に基づき、各教科・道徳・特別活動・総合的な時間の中で栄養教諭を中核とした食に関する授業を実施している。  学習内容がそのまま食に直結する高学年の家庭科はもちろん、保健学習や学級指導、題材の中に食品が登場する国語や道徳の時間にも取り組んできた。  日々の授業実践や体験学習等を継続的に行い、積み重ねる中で、健康をつくる正しい食のあり方や望ましい食習慣、健全な食生活を営むことができる判断力を培ってきた。  その一方で、ソラマメやグリンピース・トウモロコシなど、その日の給食の食材を使った学習や、地域でナシやブドウ・トマトを育てている農園を訪れ、産直の里・内牧を支えている人たちの努力と工夫を学ぶ学習、県内の畜産農家の方々や給食関係者のご支援をいただき実現した「わくわくモーモースクール~酪農体験学習」など、各学年における体験学習の計画・実践にも取り組んでいる。  毎週月曜日の昼休みに行う食育教室では、食育ボランティアや調理員などの協力のもと、豆つかみゲームや食育カルタ・パズルなど、発達段階に応じたゲームや教材を通して、箸の使い方や食に関する内容を学び食への関心を持たせる場としている。 5.おわりに  その他、「早寝早起き朝ご飯運動」「アイデアおにぎりコンテスト」「食育キャラクター」や「食育標語」の募集などの企画を通して家庭への啓発を続けてきた結果「朝食をほとんど食べない子」が0人となり、バランスの良い朝食を食べている子の割合も大幅に増加している。  今後も「食育」を大切に、知・徳・体のバランスの取れた子どもの育成に努めていきたいと思っている。 (文責・増田敬一校長) 食物アレルギー対応 トピックス食物アレルギー対応 学校全体で取り組もう 安全で楽しい給食の実現へ 千葉県野田市立清水台小学校 桑原辰夫校長に聞く 2014年6月30日号掲載  学校給食特集面から 平成24年12月に東京都調布市において食物アレルギーを有する児童が、学校給食終了後にアナフィラキシーショックにより死亡した事故を受け、文科省では25年5月に研究者、アレルギーの専門医、教育委員会、栄養教諭、養護教諭、小学校長などで構成する「学校給食における食物アレルギー対応に関する調査研究協力者会議」を設置し、総合的・専門的な観点から討議を行い、報告書をとりまとめた。  それに基づいて今年3月26日に、「今後の学校給食における食物アレルギー対応について」の通知を出し、(1)学校給食における食物アレルギー対応の基本的な考え方(2)都道府県・市区町村教区委員会における対応(3)学校における対応――をそれぞれ明示した。  学校における対応としては、学校生活管理指導表の提出を必須にし、管理職を中心に校内で具体的なアレルギー対応について方針を定めること、その際、特定の職員に任せずに、校内委員会を設けて組織的に対応すること、緊急時の体制を整備すること、保護者と連携することなどが盛り込まれている。  この会議のメンバーだった桑原辰夫千葉県野田市立清水台小学校長は、会議に参加するにあたり、自らの役割として「学級担任にこれ以上の負担をかけないよう意識した」と振り返る。  「調布市での事故はいろいろなミスが重なって起きてしまった。もちろん、ミスは起こさないようにするべきだが、学級担任に全ての責任を負わせるような話ではない」。  野田市では、今年度から食物アレルギーを持つ児童への対応マニュアルが出され、市内全校がそれに基づいて対策を講じている。  同校でも児童637人の全ての保護者に、子どものアレルギー状況について調査をした。食物アレルギーを持つ子どもについては、管理指導表を提出してもらうと同時に、保護者、管理職、担任教諭、養護教諭、栄養教諭が出席する話し合いの場を持ち、それぞれの子どもへの対応を決めた。  「市区町村単位でのマニュアルを作るメリットは大きい。たとえばこの学校はセンター方式の給食なので、代替食にするのか、除去食にするのか、そうしたことも学校だけで決めることはできない」とし、自治体レベルで取り組む必要性を指摘する。  これまではアレルギーを持つ子どもの親からの申し出を受けて対応していたが、そうすると保護者からの要望を聞く方に重きが置かれてしまい、「様子を見ながら食べさせる」といったあいまいな場面が生じる危険性があった。  管理指導表をもとに事前に話し合っておけば、除去するもの、代替するものなどが明確になり、事故の危険性はぐっと少なくなる。  また、同校でも全職員が参加するエピペン講習会を行うなど、教職員の意識を高めた。現在は、食物アレルギーを申し出ている17人全員分の対応表が、全職員で共有されている。  「まずは全員で情報を共有する。加えて、出張する教員は、代わりに入る教師への申し送りに、必ず食物アレルギーを有する児童への対応法を記載する」と、1回ずつ、確実に確認する体制をとっている。  「保護者にも教員全員で児童のアレルギー情報を共有することへの理解をしてもらっている。できれば学級の児童全員も知るようにして、共に注意をするようになるといい」とし、個々人の違いを尊重した学級づくりが望ましいとする。  「野田市は市としての取り組みとしては今年が1年目なので、運営方法についてはまだ確固としたものではない。今後は市の医師会などにも協力してもらい、子どもの命が失われることのないよう徹底した体制づくりができれば」とし、学校給食が安全で楽しいものであるようにしていきたいとしている。

子供たちの基本的な生活習慣の確立や生活リズムの向上を目指し 活動が始まった「早寝早起き朝ごはん」国民運動が11年目を迎えた。

4月10日は「教科書の日」――。授業をする教師の手元に、学習をする児童生徒の傍らに、いつも当たり前のように教科書は存在する。「教科書の日」は、そんな教科書が果たしている役割を、改めて広く世間の方々に知ってもらうのがねらいだ。そこで、〝主たる教材〟として、わが国の教育を支える教科書の意義と実績などを見つめ直し、改めてその価値や有用性に焦点を当てた。

グローバル人材育成セミナーが5月18日に大阪市のTKPガーデンシティ東梅田カンファレンスルームで、5月25日に東京都新宿区のTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催された。(株)教育新聞社が主催し、ISS(株)国際交流センターが共催、(株)エデュケーショナルネットワークが協力した。鈴木慰人文科省初中局国際教育課長補佐が「文部科学省の教育現場におけるグローバル人材育成の施策概要」を説明。「世界に羽ばたけ!市学生~市川学園のグローバル教育について」と題した講演では、宮﨑章(学)市川学園市川中学・高校校長が大阪会場で、及川秀二同学園副校長が東京会場で登壇。共催社の中山力洋ICC事業部学校・法人営業課長は「学校におけるグローバル教育海外研修実施事例」について話した。

 熱中症への注意は毎年喚起されているが、重篤な事故は後を絶たない。今年もその時節がやってきた。学校管理下でも事故を発生させないために、その手立てや押さえるべき要点をまとめた。危機管理は本来、何事も起こさないためにこそある。今一度、気を引き締めたい――。

むし歯予防と生活習慣の大切さを児童に伝える出張授業「2017年度『学校プログラム』楽しく学ぼう!歯の健康づくり講座」がこのほど、埼玉県杉戸町立高野台小学校(佐藤茂校長、児童数337人)で開催された。(公財)日本学校保健会が企画・監修/共催し、(株)ロッテが協力。同校の5年生児童60人が、45分の授業を受けた。

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