検定教科書を完備 教科書図書館

教科書は、法律で〝主たる教材〟と規定され、教師の指導、児童生徒の学習において重要な役割、意義を担っている。このため、教科書研究は現場の発展にとって欠かせない研究活動となっている。この教科書研究に大きく貢献しているのが、教科書研究センターの「教科書図書館」だ。pf20170707_02①

検定が始まった昭和24年以降の検定教科書を完備しており、その数は約5万5千冊にのぼる。わが国の教科書研究を支える図書館となっている。
同館は、昭和52年11月、同センターの目的を達成する事業の一つとして開設された。所蔵資料は検定教科書のほか、教師用指導書、副読本・指導書、昭和21年以前の教科書・関連資料、海外の教科書・指導書などを収集・展示しており、全体では13万6118冊となっている(表)。

また、利用者の便に資するため、「小学校国語教科書データベース」「教科書目録情報データベース」を構築しているのも特色の一つ(別掲参照)。
高校生以下は、原則として入館できないが、それ以外はだれでも利用できるため、教科書発行会社の社員をはじめ多くの小・中・高校の教師、教育関連の研究者、学者らが来館している。

蔵書も毎年増えており、教科書研究に大いに活用できる。pf20170707_02②

〈開館日・開館時間〉
▽月曜日~水曜日
午前9時半~午後4時半

〈休館日〉
▽木曜日~日曜日、国民の祝日・休日

〈入館手続〉
入館は無料。入館者方は、同センター2階の図書館受付で利用票に記入、バッジを受け取り入館。

〈データベース〉
▽「小学校国語教科書データベース」=昭和22年以降、昭和61年度までに発行された小学校国語教科書1311冊のうち398冊について、発行者及び教科書に関する情報と、教科書に掲載された作品に関する情報を集積・整理。
▽「教科書目録情報データベース」=文科省(旧文部省)が発行した「教科書目録」に基づき、昭和22年以降の教科書約3万3800冊について、教科・書名・使用期間等の教科書の発行に関する情報と、その所在に関する情報を集積・整理。