視聴覚教材紙上展示 教育用DVD・デジタル教科書・CDなど【視聴覚教材特集】

2020年の新学習指導要領の実施に向け、道徳の教科化、小学校での外国語活動教科化、プログラミング教育の必修化など教育の大きな転換期にある今、各社の映像コンテンツやデジタル教科書などの視聴覚教材が充実しつつある。

教材整備の予算編成作業が本格化する、この時期に、教材導入の参考になればと発行・販売各社の協力を得て「視聴覚教材特集」を実施した。

デジタル教科書 新しい道徳
東京書籍
授業づくりのサポートに

東京書籍は、来年度の中学校教科書の発行にともない、教科書完全準拠の「デジタル教科書 新しい道徳」の発行を予定している。今年度から完全実施となった小学校と同様に、「考え、議論する道徳」を実現するための、多様な資料提示や授業展開の工夫が必要とされる指導の現場の支援をねらいとしている。

■教えやすく、伝わりやすい機能

教材本文すべてに朗読音声を収録。途中の聞かせたい場所からでも手軽に再生が可能。スライドショーは、さし絵と朗読による紙芝居風の資料提示で感動場面や葛藤場面に集中させ、教材理解の深まりをねらいとする。また画面上のアイコンからダイレクトにコンテンツを呼び出せる。資料提示の工夫をしやすくなることで、限られた授業時間の有効利用が期待できる。

■考え、議論するための資料・コンテンツ

教材に関連した事物、人物などを掘り下げ、より実感をもって題材と向き合うことのできる多様な映像資料を収録し、学習テーマへの理解を深め、問題意識を喚起する。また、教材文の適所には「発問カード」を設置。発問を大きく表示し、課題やテーマを常に共有することができる。その他、役割演技による学習活動をイメージ化したデジタルコンテンツや心情円・話し合いカードなどの道徳ツールで、生徒の主体的な思考、議論の活性化をたすける。

その他にも、本文の総ルビ、分かち書きデータ、白黒反転機能、付録のEPUB3データで特別支援にも対応するなど、デジタルのメリットを生かしたさまざまな機能やコンテンツで、新しい授業づくりをサポートする。

いじめ「考え、議論する道徳」シリーズ
映学社
日常起こり得る問題を提起

いじめ「考え、議論する道徳」シリーズ(小学校の児童・教職員向け、中学校の生徒・教職員向け、教職員向け)は3作品とも、1作品につき2話収録されており、1話につき、「ドラマ」部分と「解説」部分が収録されている。日常生活で起こり得るシーンを短いドラマで見せ、さまざまな問題を提起。教職員に向けた指導ポイントを監修の藤川大祐千葉大学教育学部教授が分かりやすく解説している。

【小学校の児童・教職員向け】

第1話「ふざけただけだよ」は、「いじり」と「いじめ」の違いを考えさせる内容。第2話「散らかったつくえ」は、お互いの違いを認めることの重要性を描いている。

【中学校の生徒・教職員向け】

第1話「SNSで本音トーク」は、部活内でのSNSグループトークが悪口へとエスカレートしていく内容。同調圧力などの危険性に関して問題提起している。第2話「教室に来るかな?」は、いじめで不登校になった生徒が、久しぶりに登校したものの、好奇の目、からかい、ついていけない授業などで、再び休んでしまう内容。不登校について当事者意識を持つことの大切さを訴えている。

【教職員向け】

小学生編では、学校でも仲が良いと評判の学級を取り上げる。いじめのアンケートをとってもいじめの事例はゼロ。学級担任も自信に満ちている。そんな中でも本当にいじめはないのか。子供からのシグナルを、いかに見落とさないか考えさせる内容である。

中学生編では、いじめに気付いた生徒がアンケートで担任に訴えるが、教師たちが初期対応を誤ってしまう。危機管理に関して考えさせる内容となっている。

提起されたテーマに対し、個人→少人数のグループ→全体で考え、議論することで、相互理解を深め、いじめが起きにくい人間関係をつくるきっかけとして、この作品を活用してほしい。価格は1作品/ライブラリー価格6万5千円、学校価格3万3千円(いずれも税別)。

CoNETS版 啓林館指導者用デジタル教科書
未来へひろがる数学/未来へひろがるサイエンス
新興出版社啓林館
見たい箇所が簡単操作で拡大
◎ビューアの特徴

①拡大機能
見たい箇所をドラッグで囲むだけの簡単操作で拡大できます。

②ドロー機能
書き込み用に豊富な線種(直線・自由曲線・マーカー等)を準備しました。

③タブ切り替え機能
教科書画面やコンテンツを複数立ち上げ、それらを素早く相互に移動できます。

④保存機能
画面への書き込みや画像の貼り込み、ツールバーの設定をそのまま保存できます。

◎多彩なコンテンツ

①シミュレーション
モデル図や画像などをドラッグ操作で動かしながら、実感を伴って理解できるようにしました。

②動画
生徒の興味・関心を引き出す動画を豊富に用意しました。理科では、貴重な動画もたくさん収録しています。

③スライド
順を追って説明したい内容は、スライドで何度も繰り返し提示できるようにしました。

④フラッシュカード
確実に習得したい内容を繰り返し練習することで、基礎・基本の確実な定着をはかります。

⑤その他
小学校での既習内容の振り返り、WEBリンク、ワーク、別冊へのページジャンプや解答表示なども豊富に収録しています。

※平成31年3月から2年間版デジタル教科書を発刊いたします(各学年4万4千円予価・税別)。過去のバージョンアップで追加したコンテンツなども全て搭載しております。よりお求めやすい価格になります。ぜひこの機会にご検討ください。

DVD教材 中学校版ムービーシリーズ
山川出版社
興味・関心を引き出す授業を

山川出版社では授業で手軽に利用できるDVD教材として「ムービーシリーズ」を高等学校用に発売しており、大変ご好評をいただいております。NHKの多彩な映像資料を厳選・再編集して、新たにナレーションをつけ、1テーマ3分前後にまとめていて、授業の導入などで使いやすく、生徒の興味をひきつける教材になっています。また、教師用に授業で役立つ別冊の解説書もついています。

中学校向けには、『ムービー中学の歴史』が発売されましたが、大変好評を得て、『ムービー中学の歴史 増補版』が続いて発売されました。これは、世界史および日本の現代史を充実させたもので、「世界の歴史編」「現代日本の歴史編」の2枚のDVDにそれぞれ30テーマずつ収録されています(それぞれ2枚組計60テーマ、2万円〈税別〉)。

このほか、ご要望の声が多かった『ムービー中学の公民』も発売されています(2枚組計60テーマ、2万円〈税別〉)。

高等学校向けには、『ムービー世界史』(全4巻)『ムービー日本史』(全4巻)『ムービー公民』(全3巻)(高校向けは、各巻1万5千円〈税別〉)も発売されています。

New Songs and Chants(1) Songs and Chants(2) 
日本コロムビア
楽しく学べて英語好きに

2020年度から施行される次期学習指導要領では、現在、小学校5・6年生で必修となっている外国語活動(英語)が小学校3・4年生で必修となり、小学校5・6年生は教科となる。それに向けて、今年度から移行期間が始まり、小学校の外国語教育は強化されていくことになる。中学年では「聞くこと」「話すこと」を中心に外国語に慣れ親しみ学習の動機づけを高め、高学年で加わる「読むこと」「書くこと」につなげていく。そのためには、楽しく学べて、英語が好きになる教材選びが重要になる。

「New Songs and Chants(1)」(DVD/約46分)は、(株)mpi松香フォニックスの英語教室で歌い継がれてきた、多くの英語の歌とチャンツから36曲を厳選。歌とチャンツで、色、動物、曜日、天気、あいさつからいろいろな言い方、アルファベット、フォニックスなどが練習できる。英語のリズムによる動きや歌詞の内容に沿った振り付けのダンスなどが映像で楽しめ、動きとともに英語が身につくように工夫されている。価格3800円(税別)。ダイジェスト版の動画視聴可

姉妹版の「Songs and Chants(2)」(DVD/約28分)は全15曲で構成。まねしたり、かけあいをしたりして、無理なく楽しく歌っているうちに、基本のリズムやイントネーションなど英語が自然に身につくように工夫されている。価格3800円(税別)。ダイジェスト版の動画視聴可

いずれの作品も、すべての歌とチャンツは英語字幕付きで、製作・発売を日本コロムビア(株)が、(株)mpi松香フォニックスの監修、音源・イラスト提供を受けながら行った。

いのちと死の授業DVD6巻
教育出版
実例をもとに考える

6巻のDVDシリーズです。各巻とも4~6のチャプターに分かれており、教室の実態に合わせて柔軟にご活用いただけます。児童・生徒に向けた語り、再現ドラマ、資料映像、ワークショップの実演など、多様な映像で構成しました。

児童生徒向けだけでなく、先生向けの映像も収めています。監修の相馬誠一先生・伊藤美奈子先生による指導上の留意点や補足情報の解説、内容にそくした識者のインタビューなど、今日の授業に役立つ内容です。

さらに、展開例、ワークシート、ディスカッションポイントなどを収載した「指導のためのユーザーズガイド」が、授業準備をお手伝いします。

各巻の内容は次のとおりです。①難病と闘って気づいたこと~今このときのいのちを輝かせるために~、②殺処分から救われ人を助ける犬に~動物のいのち~、③いじめ・自殺を防ぐために~子どもたちのいのちを守る~、④学校における自殺予防教育~こころの危機に寄り添う~、⑤少年犯罪をなくすために~他人のいのち・自分のいのち~、⑥流産・死産経験者からの手紙~生まれて来られなかったいのちへ~。

例えば「③いじめ・自殺を防ぐために~子どもたちのいのちを守る~」では、実際にあった三つの例を再現ドラマで紹介します。自分が加害者だったら、被害者だったら、そばにいたら、という三つの観点から、いじめと自殺を見つめ、思いやりと自尊感情を育てます。

各巻1万9千円+税。

みんなで考えるLGBTs
サン・エデュケーショナル
「ありのままの自分でいい」を育てる

性の多様性について社会の関心が高まるにつれ、報道でも取り上げられる機会が増え、より多様な性の在り方への理解が広まっている。平成27年4月、文部科学省から「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」通知があったことを受け、全国の教育委員会においても前向きな取り組みが始まりつつある。

「みんなで考えるLGBTs」(全3巻/DVD/各巻約15分)は、セクシュアルマイノリティーを多様な人間の個性の一つとして学ぶ機会となり、LGBTsの当事者である児童、生徒が「ありのままの自分でいい」という自己肯定感、自尊感情を育むことを目指した。

第1巻「いろいろな性 ~好きになる性~」では、同性愛者(ゲイ、レズビアン)である生徒たちのドラマを見ながら、好きになる性の多様性について考える(ワークシートPDFつき)。

第2巻「いろいろな性 ~心の性・表現する性~」ではトランスジェンダー、Xジェンダー、クエスチョニングについて題材にしている。性的指向や性自認の戸惑いや揺らぎを経験する生徒たちの物語を見て、心の性や表現する性について考える(ワークシートPDFつき)。

第3巻では「性的指向と性自認(解説編)」として性の多様性を解説し、LGBTsを取り巻く社会の動きなども紹介しつつ、その理解を深める内容となっている。

監修は日高庸晴宝塚大学看護学部教授。対象は中学校・高等学校で教科は道徳。価格は各巻1万8千円(税別)。今年の12月発売予定。

情報モラルを身につけよう! 小学生のスマホの安全な使い方教室(全2巻)
東映教育映像部
トラブルからも身を守る

小学生のスマートフォンの所有率は増加傾向にあり使用開始の低年齢化も進んでいる。子供たちが「情報モラル」を身につけることは大切である。常に相手の気持ちを考え、ルールを守ってスマートフォンやインターネットを利用することが、さまざまなトラブルから身を守ることにつながる。

「情報モラルを身につけよう!小学生のスマホの安全な使い方教室」(DVD全2巻:対象と用途/小学校中・高学年で道徳・特別活動・防犯)は、兵庫県立大学環境人間学部の竹内和雄准教授が監修。スマートフォンを利用してトラブルに巻き込まれる小学生の事例をドラマで描き、子供たちに安全で正しいスマートフォンの使い方をわかりやすく解説。子供たちが情報社会における正しい判断力と態度を身につけ、危険回避の方法を理解することを狙いとしている。

第1巻(21分)では、「自分や相手も傷つけないために」をテーマに、「写真の投稿」「人のスマートフォンののぞき見」「無料アプリの文章などで生じる誤解」「著作権について」「連絡先の交換に潜むリスク」「ネットでの悪口の書き込み」などの事例を取り上げ、安全で正しい使い方を解説している。

第2巻(18分)では、「危険な目にあわないために」をテーマに、スマートフォンのゲームを通して、「ゲームアプリの課金」「ワンクリック詐欺」「スマートフォン依存」などにふれ、危険性とその対策について解説している。

指導の手引書とワークシートつきで、学校価格は各巻3万3千円(税別)。2巻セット6万円(税別)。本体価格は各巻6万6千円(税別)。2巻セット12万円(税別)。

DVD「算数的表現力が育つ授業づくり」
内田洋行
「子どもの声で授業を創る」極意を

本製品は、筑波大学附属小学校の田中博史先生の公開授業を収録したDVD(全9巻発売中)です。45分の授業がそのまま収録されており、児童が迷い、解決していく一連の流れをご覧いただけます。

本シリーズは「対話でつくる算数授業」がテーマです。児童の発言によって、お互いが考え、気づき、授業が進んでいきます。

最初に理解ができていなかった児童が、友達の説明を聞いて「あ~!そういうことか!」と理解ができるようになるなど、対話でクラス全体の理解が深まっていく様子を見ていただけます。また、先生が「○○ちゃんが何を言いたかったか説明できる人?」や「今の話を隣同士で説明してみて」と、対話を意識しながら授業を進めている様子もわかります。

■わかりやすい「授業解説」つき

収録内容は、45分の授業を収録した「ノーカット版」、約20分にまとめた「ダイジェスト版」、「協議会(公開授業後の協議)」または「授業者の解説」の構成です。「授業者の解説」では先生が、自分の授業を視聴しながら「対話的な学び」を観点に、授業のポイントとなる点を解説します。(一部巻除く)

授業の中で自然に行われているように見えて、実は指導の上で気を付けている点など、授業者ならではのコメントを聞くことができます。

新しい学習指導要領で示されている「主体的・対話的で深い学び」を実現する際に、参考となるDVDです。

中学校 道徳科指導資料DVD
光村教育図書
授業で使える映像資料集

光村図書『中学道徳 きみが いちばん ひかるとき』に準拠した映像資料集です。

教科書の教材と合わせて、授業の導入や終末、あるいはその両方で活用できるように映像を選定、編集しました。

■厳選された映像資料で生徒を引き込む

・映像資料はNHKの豊富なアーカイブから厳選。臨場感あふれる映像で生徒の興味・関心を高め、主体的な学びを促します。

・映像により、生徒全員が学習のポイントを視覚的につかむことができ、深い思考や話し合い活動などの活性化につながります。

・映像資料は1教材につき約5分で構成されており、50分の授業内で無理なく視聴できます。

■教科書と合わせて効果的に活用できる

・授業の導入で活用することで、教材に登場する人物や、描かれている出来事の背景などについて、基礎的な知識とイメージをもたせることができます。

・授業の終末で活用することで、学習した内容をより深く心に刻んだり、日常生活に生かそうとする意欲を高めたりする効果が期待できます。

(写真は、学習指導要領の内容項目「我が国の伝統と文化の尊重、国を愛する態度」関連映像のイメージ例)

◆巻構成=1年~3年/DVD/各学年1巻/約25~30分

◆各学年本体価格=1万8千円+税

◆発行=NHKエンタープライズ

◆問い合わせ=光村教育図書/℡03(3779)0581

Music Edutainment Application 楽譜が読めるようになる! Vol.1 ―リズムトレーニング―
教育芸術社
楽しみながら読譜が学べる

楽譜を読むことが身に付かず音楽が苦手になってしまう子どもたち。また、限られた授業時間内で子どもたちに楽譜の読み方を効率的に学ばせたいと感じている多くの先生がた。このデジタル教材は、そうした状況が少しでも改善されることを願って誕生しました。

Vol.1では、特に難しいという声が多かった「リズム」の読み方に特化。Edutainmentの名のとおり、エデュケーションとエンターテインメントの要素をミックスし、ゲーム感覚で楽しみながら学習できることが大きな特徴です。

三つのメニューで構成され、一定のテンポでの拍打ちと、グラフィックを用いた音符の理解、それらを往復し体でビートを感じながら楽譜を読むトレーニングを繰り返し行うことが核になります。授業の常時活動に5分間取り入れることで着実に楽譜の読み方が身に付きますので、1学期から始めると2学期の終わりには相当の手ごたえが感じられることでしょう。

●ビートトレーニング

さまざまなタイプの音楽に合わせて拍を打ちます。

●リズムリーディング

拍を4分音符や4分休符に置き換え、リズム譜を読むトレーニングを徐々に進めていきます。

●リズムアンサンブル

手拍子でアンサンブル演奏ができる9曲を収録しています。

◎価格:シングルライセンス(本体1万8千円+消費税)/校内フリーライセンス(本体18万円+消費税)