GIGAスクール構想が発表されて以降、ICT整備環境は加速化し2020年度内には全国の小・中学校において1人1台端末環境のめどが立つ。
また、2021年4月からは学習者用デジタル教科書・教材の実証事業も本格的に行われる予定で、教育現場は転換期をむかえようとしている。
今回はICT関連の施策・提言・活用事例などの情報を集約するとともに、「第5回関西教育ICT展(10月29日、30日開催)」「第46回全日本教育工学研究協議会全国大会(鹿児島大会/11月6日、7日開催)」の見どころも紹介する。
1人1台時代の幕開けへ
〇今井裕一文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課長に聞く
第46回全日本教育工学研究協議会全国大会(鹿児島大会)
〇大会テーマ「つながる!広がる!新しいICT活用のカタチ~風は南、かごしまから~」
第5回関西教育ICT展
〇テーマ「ICTで教育力を高める! 教育現場で使えるICT環境の提案」
識者からの提言
〇教育の情報化に対応した教員養成の留意点 東京学芸大学ICTセンター 教育情報化研究チーム 准教授 加藤 直樹
〇オンライン授業を実践しよう 活用シーンを考える 大阪教育大学大学院連合教職実践研究科准教授 寺嶋 浩介
教育委員会・学校現場の実践事例
〇国語科におけるオンライン授業 東京学芸大附属小金井小学校 鈴木秀樹教諭に聞く
〇着実にICT環境整備進める 神奈川県藤沢市教育委員会が語る課題と展望
〇日常でもオンラインでもデジタル教科書・教材を活用 熊本県高森町立高森中学校