【看護】北海道稚内高等学校

リハビリの要素も取り入れ効果
リハビリの要素も取り入れ効果
看護の中でレクリエーション
高齢者の特性を踏まえた研究

本校は、日本最北端の市、北海道の稚内市にあり、今年度創立94周年を迎える。全日制課程には普通科・商業科のほか、全道の高校で2校しかない衛生看護科と専攻科看護科が設置されており、そこでは5年一貫カリキュラムにより看護師を目指す生徒が学習に取り組んでいる。

看護の学習には、病院や高齢者施設、保育園などで実践的な臨床を学習する臨地実習がある。

このたびの「産業教育フェア秋田大会2017」では、衛生看護科2年生が臨地実習において「看護におけるレクリエーションの意義」をテーマに取り組んだ研究について発表する。

高齢者施設において、実習中に行うレクリエーションの目的と効果について高齢者の特性を踏まえた看護という視点に立って研究したものである。

高齢者は老化により、関節が固まり腕や脚が動かしにくくなったり、転倒すると容易に骨折したりするといった特性があり、そのことが寝たきり生活につながる可能性もある。

これらを予防するためにリハビリテーションが大切になるが、病気やけがにより障害を持った人が機能回復のために行うリハビリテーションとは違う。高齢者のリハビリテーションは、本人の残された機能や生活環境などの特徴を理解し、個別性を重視し、自立支援ということを第一に考えていかなければならない。

そこで私たちは、高齢者施設で行われているレクリエーションにリハビリテーションの要素をどのように取り入れると効果的であるかを考えた。

実習を通じて看護におけるレクリエーションで最も大切なことは、高齢者に「できることが楽しい」と感じてもらうことであると分かった。体が動くこと、動かせることで体を活性化させ、さらに、他者と会話すること、参加できる喜びを実感することで心を活性化させることにつながることを理解した。

私たちは今後も、全ての人々がいきいきと自分らしく生活できるよう看護の専門的な学習に取り組んでいきたい。

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