【農業】愛知県立半田農業高等学校

保育園児とタマネギの収穫
保育園児とタマネギの収穫

農場を最大限に活用した交流活動
子どもから大人まで南峡農場で農業体験

愛知県立半田農業高等学校は知多半島の中央に位置し、開校から117年を迎える歴史と伝統のある学校である。

本校は「南峡農場」と呼ばれる広大な農地を持っている。ここでは生徒はもちろんのこと、保育園児から社会人まで世代を超えた人々とともに、さまざまな連携事業が展開されている。

一番の活動は半田市内の幼保育園児達の農業体験である。秋にタマネギを植え翌春に収穫。園児達は植物の成長に目を輝かせている。それ以外にも春ジャガの収穫やサツマイモの定植を行い、秋にいもほりにやって来る。コスモスが咲く頃、バスに乗って遠足に訪れる。この時、田も畑も滑り台になったり巨大迷路になったりで大喜び、旬のミカン狩りもできて1日中歓声がこだましている。

農場から徒歩圏内にある2つの小学校では総合学習の時間に本校での農業体験を取り入れている。田植え、稲刈りを行い、自分たちで収穫した米を脱穀・精米し、餅つき用の米として持ち帰る。夏の間は何度も水田に訪れ、イネの観察とともにザリガニやメダカ、ホウネンエビと次々に発生してくる生物たちとのふれあいを通して水田がいかに生物たちの生活環境に適しているかを学んでいく。

本校の生徒は子どもたちとのふれあいを楽しみにしていることはもちろんのこと、彼らの実習の材料を準備したり、畦畔の除草を繰り返し行い、安全に体験が行われるように配慮している。今年度の入学生が保育園児としてこの体験に参加しており、「だから半農に来たかった」と行ってくれたことはほんとうにうれしかった。この活動は20年以上続いており、たくさんの大人の貴重な経験となっているのである。

この他にも地域の皆さんを対象にしたさまざまな講習会・交流活動を実施している。「さんフェア石川2016」ではこのような活動をパネルで紹介したい。

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