【商業】福岡県立若松商業高等学校

本校の創立50周年を記念して「若商河童せんべい」
本校の創立50周年を記念して「若商河童せんべい」
地域と連携しオリジナル商品
若商河童弁当・せんべいなど

本校は北九州市若松区の西部に位置し、総合ビジネス科とビジネス情報科の2つの学科を有する単独商業高校である。生徒の約60%が就職を希望することから、地域社会に貢献できる生徒の育成に力を入れている。

その取り組みの一つとして、本校では以前から地元企業と連携し、オリジナル商品の開発を行っている。かつて石炭の積出港としてにぎわった若松港にちなみ、かしわ飯の上に海苔(のり)を石炭に見立て、若松高塔山伝承の河童をかっぱ巻きやおにぎりなどで表現した「若商河童弁当」、さらに、本校の創立50周年を記念して「若商河童せんべい」を開発した。

また、地元若松の商店街と東日本大震災の被災地である岩手県宮古市の商店街とのつながりをきっかけに同じ専門高校である宮古商業高校と交流を行い、地元の高校生と共に販売活動および被災地支援を行った。その後、熊本の災害などから商業高校生として今できる支援を考えた。その支援として、オリジナル商品の売上を伸ばし収益金を寄付するために販売機会を増やし、知名度を高めるためにミニFM局で冠番組を持つなど、さまざまな活動を行ってきた。

今年度、県内で豪雨による大水害が起き、本県でも有名な小石原焼の窯元が大きな被害を受けたうえ、観光客が激減しているのを知り、生徒から支援の声が上がった。そこで生徒がさまざまな場所で行っている販売活動の中で一緒に小石原焼を売れば被災地支援になるのではないかと考えた。

これは生徒にとっても小石原焼というブランド品を販売することで、その売り方を学ぶことができる。さらに、購入いただけるお客様にとっても良い品物を使ってもらえるという点で、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の「三方よし」の考え方を学ぶことができる。

このように、「学びながら社会に貢献する」をテーマに、日々の学習に加えて実践的な活動を行っている。

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