道徳【副読本・補助教材特集】


「道徳」の特色ある副読本・補助教材を紹介します。

東京書籍
東京書籍・中・道徳〈教科化に対応〉
中学道徳
明日をひらく1~3年
編集代表
渡邉 満 押谷由夫
《編集の基本方針》

○人間尊重の精神を基盤とし、よりよく生きようとする心を育てます。

○現代の課題と生き方を追求し、道徳的実践力を育成します。

○全ての生徒が意欲的に学習に取り組めるように工夫しています。

《本書の特色》

●道徳のねらいに即した「情報モラル」資料を、各学年に1資料ずつ掲載。情報モラルに関する問題を、具体的な事例やデータから考えることができます。

●いろいろな人の生き方から、自分を見つめる資料を掲載。1年の北島康介さんからのメッセージでは、スポーツ選手の生き方に触れることで、自分の生き方について考えることができます。

●命の大切さについて学べる資料を掲載。実話をもとにした話などの資料を通して、自分や他人の命の大切さについて考えることができます。

●同一資料を用いて、学年ごとに視点を変えて考える資料を掲載。全学年掲載の「ハチドリのひとしずく」を通して、多面的・多角的に考える力を養うことができます。

●生徒自らが資料の内容をより深く理解できる学習活動「○○○を読んで考えてみよう」を、各学年3カ所ずつ設定。考える道筋の例を示しているので、教師と生徒が共通理解をもって授業に取り組むことができます。

●道徳の時間や「明日をひらく」への導入として、各学年冒頭にオリエンテーションを設定。学年ごとのテーマについて、みんなで考えながら、楽しく道徳の時間に入ることができます。

●道徳的価値の自覚を深め、道徳的実践力を育成する学習活動を設定。

・「出会い・発見」…グループエンカウンター。

・「発展」…モラルスキルトレーニング。

☆教師用付属品…CD―ROM(「私たちの道徳活用例付き指導計画作成資料」「ワークシート」「道徳通信」「道徳と教科等との関連」等収録)、朗読CD(3枚セット)。

☆教師用指導書…各資料指導案に、「評価の観点」を掲載。

☆教師用指導書付録DVD…授業展開を映像で解説。(各学年1巻)

☆東書Eネット…「道徳と教科等との関連」を掲載。各教科の使用教科書に合わせて関連表が作成できます。

教育出版

教育出版・道徳中学道徳
心つないで
Heart to Heart
村井実 尾田幸雄 監修

1~3年に掲載している105本の教材から、一部をご紹介します。

▼いじめを憎む

いじめを加害者の立場から捉え、その改心するさまを描いた「未来の自分」。いじめが引き起こす悲劇を描いた「わたしのいもうと」。どうしたらいじめをなくせるかを説く「あなたは顔で差別をしますか」。「仲間のなかにいる『自分』」では、集団と個人の関わりを考えます。各学年にキー教材をおき、いじめに真正面から向き合います。

▼生命を見つめる

幼くして命を終えた少年の生涯を見つめる「たったひとつのたからもの」。バレーボール女子全日本代表に選ばれながら早世した横山由美佳選手の文章「明日もまた生きていこう」。たくさんの写真や本人の言葉をとおして、力いっぱい生きた人々の命を見つめます。

▼災害を考える

自然の猛威を火山の写真をとおして見つめる「地球の鼓動」、阪神・淡路大震災での実話をもとにした「語りかける目」、東日本大震災の折の支援をとおして国際理解を深める「プレイフォーザワールド」。災害を、多様な視点から取り上げます。

▼考えるきっかけとして

靴のかかとを踏んだり、道でお菓子を食べたりするのは、いけないことか(「別にメーワクかけてないし」)、夏休みの宿題を早めに終わらせたり朝礼の5分前に集合したりすることは、必要なのか(「まにあえばモンダイないし」)、食べ物を残したり着られる服を捨てたりすることは、よくないのか(「どっちみちカンケーないし」)といった切り口から、中学生の「考える心」を揺さぶります。

▼定評ある教材群と多彩な著者陣

教育出版の中学道徳副読本は、50年以上の歴史を誇ります。その中でも特に評価の高い「カーテンの向こう」は、今版も引き続き掲載。他にも、「銀色のシャープペンシル」「償い」「語りかける目」「足袋の季節」など、安定の教材群です。

著者陣も、元なでしこジャパンの澤穂希選手、パラリンピック金メダリストの大日方邦子選手、シェフの三國清三さん、狂言師の野村萬斎さんなど、多彩です。

▼安心の指導資料

教師用指導書は、一部教材の朗読音声付。CD―ROMには、年間指導計画作成資料、教材別指導資料などを収録。教材準拠ワークシートと別に用意した「白紙ワークシート(自分で課題を書くことができる)」は、好評です。これらの一部は教育出版ホームページからもご利用いただけます。

光村図書出版
光村図書・中学道徳中学道徳
きみがいちばんひかるとき
今道友信・関根清三監修

光村の道徳副読本は、道徳の教科化が実施されるまでの移行措置期間中もプレ教科書として活用することができます。

(1)主体的な学びへの対応

光村の副読本は、冒頭に「心の木」を掲載しています。これは、生徒が身につけるべき道徳性をわかりやすい言葉で示し、図式化したものです。「心の木」は、学年が上がるにつれて葉の数も多くなり、幹や根も太くなっており、中学校3年間の心の成長を視覚的に捉えることができます。また、「心の木」の言葉は、授業のねらいと連動しているので、生徒一人一人が見通しをもって主体的に道徳の授業に臨むことの手助けをします。個人内の自己評価にも活用できる「心の木」は、副読本一冊を貫いており、生徒が自分事として考える時間を保障します。

(2)「大くくりな評価」への対応

「道徳の時間」が「特別の教科 道徳」になるにあたり、「大くくりな評価」が実施されることになりました。光村の副読本は、これにも対応しています。各教材末に示している手引きは、ねらい達成への道筋です。「教材の内容についての発問」と「振り返りの発問」からなるこの手引きを利用すれば、生徒たちが自分自身を見つめたり、多面的・多角的に考えたりすることが可能です。それらを後述のワークシートに記録し蓄積していくことで「大くくりな評価」につなげることができます。

(3)現代的な課題への対応

新学習指導要領では、現代的課題の扱いの充実が掲げられています。光村の副読本では、「いじめ問題」や「情報モラル」、「環境」や「共生」などの現代的課題を取り上げ、コラムと教材を組み合わせたユニットを設けて、総合単元的に、課題を深く追求していくことができるようにしました。

特に「いじめ問題」については、さまざまなクラスの状況に配慮し、これを直接的に扱った教材の他にも、互いの個性を認め合うことで、いじめを未然に防ぐことができるような教材を取り上げています。また、生徒たちに考えさせたい現代的な課題を9つ挙げ、テーマ別目次で示し、教材との関連が一目でわかるようにしました。

【教師用指導書について】

「朱書編」と「研究編」を合本形式で用意しました。副読本画面の縮小版に、指導におけるポイントを赤字で示すとともに、その周囲に「主題設定の理由」や「指導のポイント」を簡潔に示しています。年間指導計画例、全教材分のA案・B案、ワークシート、指導時案などのデータは付録CDに収録しました。また、学校と家庭との橋渡しに役立つ「道徳通信」も全教材分用意しています。

学研教育みらい
学研・中道徳中学校用
生徒の輝く「みらい」のために
中学生の道徳
永田繁雄 監修
《本書の特色》

(1)全学年とも「生きる力」を育む心に響く資料を、年間35主題分完備。

○人権尊重、環境、福祉教育等の今日的な教育課題や、不登校、いじめ等の生徒の問題行動への対応に配慮した資料を収録。

○物語、小説、随筆、マンガ、民話、詩歌、新聞等多様なジャンルから厳選。

(2)生徒のよりよく生きたいという願いに応え、発達上の特質を踏まえて重点指導項目を設定し、複数の資料を配当。

(3)総合的な学習の時間などとの関連ページを設け、生徒の思考の深化を図っている。

(4)各教科・特別活動、総合的な学習の時間などとの関連、小学校、高校との連携を考慮して教師用指導書を編集。

◎採用校には、『中学校道徳授業入門』(小冊子)、セルフノート、朗読CD&DVDをお届けします。

日本標準
日本標準・道徳中学校
みんなで生き方を考える道徳
柴田義松、宇田川宏、福島脩美 監修

日本標準の中学校道徳副読本は、「読む」道徳から「考え、議論する」道徳への転換がはかれる資料を充実させ、新学習指導要領にも対応しています。

《生徒用書の特長》

★社会の一員として、自分らしく生きていく力を育てる道徳副読本です。

(1)自尊感情を高め、よりよい人間関係を築く力を養う「コミュニケーションスキル」や特別な支援を必要とする生徒とまわりの生徒の相互理解を育む「友達理解」のページを系統的に提出しています。

→自分を大切にし、他人を思いやり、よりよい人間関係を築く力を育てます。

(2)生命尊重の心情を養い、自分の将来の生き方を考える資料を提出しています。

→東日本大震災を生き抜いた釜石小学校の子どもたち、戦没画学生の思いなど生命を多面的に捉えるとともに、「夢に近道はない」という澤穂希さんの生き方、日本の町工場の底力などキャリア教育の視点をもつ資料を収載しています。

(3)今日的課題を取り上げ、自主・自律を目指した生き方を考える資料を提出しています。

→臓器提供、死刑制度など、中学生に考えてもらいたい「現代の課題」を積極的に取り上げています。また、タバコ・薬物依存、携帯電話依存などの問題を取り上げ、自分の心と体を守る意識を育てます。

(4)規範意識を高め、社会にかかわる意欲や態度を育てる資料を提出しています。

→インターネット上の情報と著作権、法の基礎知識の資料など、自ら考え、判断し、社会参画を促す資料を掲載しています。

★多様な資料で考えを深め、判断し、行動する力を養う道徳副読本です。

(1)国際理解、自然環境問題や、他教科等とも関連した広い視野をもつ資料を提出しています。

(2)「話し合い」や「書く・描く」活動を充実させました。表現活動や体験活動を通して友達と交流し考え方を深めることができます。

(3)漫画や絵本、脚本など、多様な形態の資料が授業を活性化させます。

(4)情報モラルの学習教材、朗読などの音声資料や授業で使える写真資料を特典CDに収録しています。

《教師用指導書》

(1)赤刷、教師用指導書(学習指導案)を用意。

(2)CD―ROM付き(道徳教育全体計画作成ソフト、年間指導計画案、授業展開例、ワークシート、『私たちの道徳』活用例、授業ナビ等を収録。新学習指導要領にも対応)。

日本文教出版/秀学社・道徳日本文教出版/秀学社
中学校道徳
新 あすを生きる
吉澤良保、越智 貢、島 恒生 監修
宇井治郎 編集顧問
【教科化の準備は「コレ」で安心!】

平成31年度からの「特別の教科 道徳」への移行措置に対応した、新しい副読本です。

教材研究・授業準備がスムーズにでき、生徒に深く考えさせることができます。

【生徒用書の特色】

■「いじめ」「安全教育」「情報モラル」「キャリア教育」など、今日的な課題を扱った資料を全学年に掲載。特に教科化の契機にもなった「いじめ」については、未然防止の内容を含め、各学年3資料以上掲載しています。

■「文章が平易で読みやすい」、身近な題材で「自分のこととして考えやすい」資料を精選。そのため、多様な意見が出てきて話し合いが活性化し、「多面的・多角的」に考えられます。

【教師用指導書の特色】

■すべての資料に、「資料分析図」を掲載。時系列の分析と構造的な分析を用意していますので、教材研究がスムーズにできます。

■「ココが押さえどころ!」のコーナーで「生徒に何を考えさせたいのか」を明確化。ブレが少なく、生徒に「あっ」と言わせる授業ができます。

■「問題解決的な学習」や「体験的な学習」のための指導案を、各学年3資料分ご用意。教科化に向けて、多様な指導方法を提供します。

【無料付録】

生徒用書ご採用校に、「教師用DVD―ROM」と「ワークシート集」を無料進呈。「あっ」という間に授業準備ができます。

■すべての資料に、授業で使えるデジタル素材(動画、挿絵・写真、朗読音声、補足資料など)を用意。授業の導入や終末、板書などで活用でき、忙しい先生の授業準備をサポートします。

■ワークシートには「自己評価欄」を掲載。毎時間の振り返りを蓄積することで、教科化で求められている「生徒一人ひとりを励ます個人内評価」に役立てることができます。

■「各教科等との関連表」など、指導計画作成資料ももちろん完備。簡単に新年度の準備ができます。

■校内研修用として、「道徳の時間」の進め方動画を収録。新任の先生向けに、わかりやすく解説しています。

【充実したバックアップ体制】

弊社ウェブサイトでは、各種指導資料のダウンロードや広報誌「どうとくのひろば」、道徳マンガ「どうする?とくだ先生!マンガで考える道徳教育」を公開中。充実した授業環境を提供します。

廣済堂あかつき
廣済堂あかつき・道徳中学生の道徳
監修:横山利弘
七條正典
柴原弘志
《教科化の始まりに向けて》

平成27年3月、学校教育法施行規則および学習指導要領が一部改正され、道徳の時間は「特別の教科 道徳」として位置付けられることになりました。小学校はいよいよこの4月から、中学校についても31年度から教科としての道徳が始まります。小学校は29年度に検定教科書の採択が行われ、道徳副読本はその使命を教科書へ委ねることになりますが、中学校は、教科化完全実施までのあと1年間、新しい学習指導要領の趣旨を生かし、先取りをしながら、引き続き副読本を中心的に使った授業が展開されることと思います。

《新学習指導要領への対応》

教科化移行期において、当社発行の副読本『中学生の道徳』は、現行学習指導要領での学習も可能ですが、新しい学習指導要領に対応した学習ができるよう構成されています。

新学習指導要領では内容項目について部分的に加除分化統合等、再構成が図られています。本書においては、教材を新しい内容項目に照らして検討したうえで、以下の各学年1~3本の教材を巻末に追補しています。

▽第一学年

「ガジュマルの木」(感動、畏敬の念)

「ミスター・ヌードル 安藤百福」(真理の探究、創造)

第二学年

「未来をつくる仕事―三島徳七―」(真理の探究、創造)

第三学年

「ルビーロマン」(真理の探究、創造)

「人間を辞職するわけにはいかん」(社会参画、公共の精神)

「襟裳のこと」(自然愛護)

また、教師用指導書「指導の手引き」では、継続掲載教材についても新学習指導要領に対応した指導ができるよう、新旧の内容項目を併記してお示ししています。

《「考え議論する道徳」の充実を》

教科化に向け、道徳教育の質的転換を図るために発信された「考え議論する道徳」という言葉は、道徳教育が決して価値の押しつけではないということを分かりやすく示すためのキャッチフレーズであったといわれています。中教審答申では、「考え議論する道徳」は「主体的・対話的で深い学び」を実現する道徳であると示されています。

新しい学習指導要領では、道徳的価値を自分事として理解し、多面的・多角的に深く考えたり、議論したりする道徳教育の充実が求められています。本書を活用し、教師と生徒が共に考え、共に語り合う授業を組み立て、教科化に向けての確かな準備をしていっていただけたら幸いです。

正進社
正進社・道徳改訂版
中学生
キラリ☆道徳
《教科化対応! 教師用付録サポートブック2》

▼昨年の教師用付録「サポートブック」は、研究授業など多くの学校でご活用いただきました。今年度は新たに、「考え、議論する道徳」をテーマに3つの新しい教材を収録した教師用付録、「サポートブック2」をご採用校に進呈いたします。生徒の興味を引き出すことはもちろん、さまざまな角度から考え、議論することを通じてねらいに迫れるよう工夫された教材を、ぜひご活用ください。

《本書の特長》

▼まず、表紙を見てください。何気ない日常の風景の中に、輝いている中学生が描かれています。この表紙には、中学生の日常生活とこれからの未来がより輝くようにとの願いが込められています。

▼各学年のテーマを、生徒の発達段階に応じて、次のように設定しました。

〈1年〉親しみやすく、興味をもって授業に取り組むことができるもの。

〈2年〉様々なものに対して関心を抱き、社会に対する視野を広められるもの。

〈3年〉進路選択等をふまえた、明確な行動目標の決定を促すもの。

▼掲載の教材は、次のキーワードを中心に厳選し、収録しました。

(1)生徒が興味を持って取り組むことができる教材。

(2)今を感じ、現実味を持って取り組むことができる教材。

(3)生徒の気持ちに沿った、共感できる教材。

(4)学校生活や学校行事と関連ある教材。

(5)生徒にとって難しくなく、理解しやすい教材。

特に(2)では、現在活躍されている方々の教材を多数掲載しました。野菜パティシエ・柿沢安耶さん、サッカー日本代表・長谷部誠さん、落語家・柳家花緑さん、建築家・安藤忠雄さん、雅楽演奏家・東儀秀樹さんなど。

《教師用指導書の特長》

▼業界初オールカラー。

▼『私たちの道徳』との対応表と『私たちの道徳』読み物教材の発問例を掲載。

▼イラストや写真、グラフなどの「補足資料」を充実させ、授業で生徒に興味を持たせることはもちろん、事前準備の時間を大幅に削減し、忙しい先生方を助けます。

▼授業展開の組み立てに役立つ「アレンジ」を用意しました。

この「アレンジ」を「指導の展開例」と差し替えて活用していただくだけでも、授業に幅を持たせることが可能です。

▼教材の内容をより生徒に実感させるために、「インタビュー映像」を5資料用意しました。また、イメージ画像と朗読音声を組み合わせた「朗読映像」も各学年3資料ずつ用意し、授業で活用できる映像を充実させました。

《教師用DVD―ROM収録内容》

(1)ワークシート(イラストあり、イラストなし)

(2)各種映像(インタビュー、朗読映像、他)

(3)朗読音声

(4)BGM

(5)補足資料(写真やイラスト、統計資料、他)

(6)各種一覧表(年間指導計画例、学習指導案、私たちの道徳対応表、他)