平成31年度用中学校道徳教科書

教育出版

「中学道徳 とびだそう未来へ」

教育出版の教科書は、「考え、議論する道徳」の実現に向けて、考える価値のある魅力的で多様な教材を掲載しました。道徳の学習を通して、自分自身を深く見つめ、これからの社会を担っていく力をつけていきます。

●「考え、議論する道徳」への質的転換

道徳における「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、学習の流れとポイントをわかりやすく示しました。

教材の冒頭には、その教材を通してどんなことを考えていくのかを意識づけ、方向づけする問いを入れています。学習の方向をクラス全員で共有することで、対話的な学びをつくります。

教材の末尾には、何を、どのように考え、話し合っていくのかを示した「学びの道しるべ」を置きました。三つの問いを通して、道徳的諸価値にかかわる考えを深めていきます。

●魅力あふれる多様な教材

道徳教育の中で長く読み継がれてきた、すぐれた教材を数多く掲載しました。これまでの積み重ねを生かした、質の高い授業ができます。

また、異なる立場からの考えを取り上げた教材や、登場人物が判断を迫られる場面が中心となる教材を通して、多面的・多角的に考え、議論していくことができます。

教材の形態にも工夫をこらしました。読み物教材だけでなく、インパクトのある写真や絵本、まんが、生徒作文など、多様な教材を取り入れています。内容がつかみやすくわかりやすい教材を工夫し、「読む」ことだけに頼らず、全員が話し合いに参加し、深く考える道徳の授業を実現します。

●いじめを許さない心を育てる

いじめの問題についてさまざまな側面から考え、深めていくことができる教材を、3年間を通して体系的に配置しました。生徒の生活実態、発達の段階に応じた教材から、いじめの問題を自分のこととしてとらえ、考えていきます。

いじめを直接的に扱った教材は、各学年で複数掲載しました。特定の指導時期に集中しないようにバランスよく配置し、くり返し考え、学びを深めていきます。

さらに、自他の命を尊ぶ心を育てる教材や、他者とよりよい関係をつくっていく意欲を高める教材など、幅広い観点からも間接的にアプローチすることで、いじめをしない、許さない心を育てていきます。

●現代的な課題への取り組み

「情報モラル」や「生命倫理」「社会の持続可能な発展」など、これからの社会を生きていくうえで考え続けていかなければならない課題を、積極的に取り上げました。

定まった答えのない課題に向き合い、考え合うことで、よりよい選択・判断をしていく力をつけていきます。

●人物の生き方、考え方から学ぶ

今日の社会をつくりあげてきた人々、道を切り開いてきた人々の生き方や考え方に学ぶことを通して、人間への信頼を深め、自らを高めていこうとする意欲を育てます。

スポーツや文化、歴史など、さまざまな分野で活躍した人々を、バランスよく取り上げました。

●3年間の成長に沿った教材内容と配置

生徒が共感できる教材、切実感をもって考えられる教材も多数開発しました。学校生活の中のさまざまな行事を通しての葛藤や成長を描いた教材や、等身大の登場人物たちの関係を描いた教材を通して、自分自身を見つめ、成長につなげていくことができます。


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