埼玉医科大がアレルギー専門電話相談 養護教諭や教員にも対応

給食関連の問い合わせ目立つ
埼玉医科大学病院

埼玉医科大学病院はこの6月、アレルギー疾患に関する電話相談「埼玉県アレルギー疾患相談室」を開設した。患者本人やその家族だけでなく、学校や保育所、幼稚園の職員や担当行政機関の職員も対象としている。食物アレルギーをはじめとした幅広いアレルギー疾患の薬や自己管理の方法、学校での対応などを専門の看護師がアドバイスする。始まって1カ月足らずだが、学校関係者からの相談が目立ち、特に給食と食物アレルギーに関するものが多いという。

養護教諭からは「これまで特にアレルギーの申告がなかった児童が給食の後、口の中の違和感や発疹を訴えた。どう対応すべきか」「給食後運動をした児童がアレルギー症状を訴えた。運動が症状を誘発することはあるのか」「エピペン(アナフィラキシーのとき緊急的に使用する医薬品)の指導を教員にしたい。どう教えると伝わりやすいか」などの相談が寄せられている。また学校から案内された児童・生徒の保護者からの電話もある。

担当者は「今まで平気だった子供でも、急に症状が出ることもある。アナフィラキシーショックになると、対応は緊急を要する。現在周囲にアレルギー疾患を抱える児童・生徒がいなくても、教職員は正しい対応策を知っておくべき」と話す。

同病院は埼玉県アレルギー疾患医療拠点病院に指定されている。電話相談(049-276-1763)は平日午後1~4時。学校関係者からの質問はファクスおよび、メールでも受け付けている。


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