【工業】岡山県立倉敷工業高等学校 繊維系工業人の育成

素材から商品づくりまで学ぶ

デニムを使った商品開発

本校は、昭和14(1939)年に設立認可され「誠実・健康・創造」の校訓のもと今年度79周年を迎え、機械・電気・電子機械・工業化学・ファッション技術の5学科、約960人の生徒が、ものづくり、資格取得、部活動等に積極的に取り組んでいる。

また、倉敷市南部には日本有数のコンビナート水島臨海工業地帯、南東部の児島には繊維工業が盛んで特に厚手の織物が主製品で、学生服・企業や官公庁など事業所の制服(ユニホーム)は生産高日本一を誇る。また、国産ジーンズ発祥の地でもあり、大小さまざまなメーカーがひしめき合う中、多くの卒業生が地元産業で活躍している。

▼2019年度ファッション技術科からテキスタイル工学科へ学科改編

本科は2006年度に繊維科からファッション技術科に学科改編してからは、デザイン力を強化して、素材づくりから製品づくり、商品化までの一貫した「ものづくり教育」に取り組むことで、繊維産業を担う技術者を育成してきた。

近年、繊維産業でもIT化が進み、地元企業からもコンピューターを活用したパターン(裁縫用型紙)作製等、新しい機器を活用できる人材が求められており、これまで大学卒、専門学校卒対象であった求人が、高校に寄せられるようになっている。2017年度に『繊維のまち倉敷』として日本遺産に認定され本県の繊維産業が注目されている今、本県唯一の繊維系学科で、基礎を確実に身に付けるとともに、新たなニーズに対応できる学科に改編し、これからの繊維産業を担う人材育成を図る。

▼改編の内容

共通学習をより重視し、一貫した生産工程(高付加価値の製品づくり等)を学び、基礎基本を徹底するとともに、新たに導入するアパレルCADやテキスタイルプリンター等を活用できる高い技術の習得や、デザイン力、課題発見・解決力、提案力等の教育を図る。

▼地域連携等

(1)地域・企業・大学等と連携し、課題発見・解決に向けて取り組み(デニム・帆布使った商品開発や産地ブランド化、倉敷戦略会議への提案等)の充実を図る。

(2)岡山・倉敷駅構内および東京アンテナショップにおいて、開発商品の宣伝等、生徒の提案力を生かして「繊維のまち倉敷」を発信する。

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